グラブに恋してる。番外篇(グラブを輝かせるには)

ハロー、グラブピーポー。

 

今日は、「なぜグラブが輝くのか?」という読者諸兄の疑問に関してお答えしよう。

 

 

 

「輝きの原理」

まずは、ここからだ。

車のワックスがけを想像しながら、以下の図①を確認頂きたい。

 

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車のボディ表面が極限までツルツルの状態であると

入射光は反射の法則に則って同角度で鏡面反射していく。

 

これは、法則云々がわからなくても、鏡で想像するとわかりやすいだろう。

鏡は綺麗に光を反射し、輝いて見える。

 

ところが、実際においての車のボディ表面は、どんなに高級な塗料を塗り重ねても

どんなに綺麗に研磨しようとも、ミクロレベルで見れば多少の凸凹が存在する。

 

では、表面が凸凹だと どうなるのか?

 

大げさだけど、紙やすりを想像しながら以下の図②を見て欲しい。

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入射光が綺麗に反射せず、多方面、多角度に拡散していく。

これを拡散反射という。

均一に反射しないから、光が拡散してマットな印象にしかならない。

 

 

ゆえに、光り輝かせる為には「表面の平滑性を如何にしてUPさせるか。」ということが一丁目一番地になってくる。

 

で、図③を見てくれ。

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車のボディにワックスを塗るという事、

それは、ワックスを塗ることによりボディ表面の凸凹をなくし

磨きあげる(=ツルッツルにする)ことで平滑性をあげている、という事なのだよ。

 

 

これは、全てにおいて言えること。

 

例えば、フローリングの床。

密度の濃い高品質な木材を床材に使用し、研磨剤で綺麗に磨きあげる。

それだけでも一定の輝きを得られるが、ワックスを施すことにより平滑性を上げ、さらなる輝きを得る。

 

スキーやスノボの板裏面もそう。

 

ツルッパゲのサンオツの頭もそう。

タオルか何かでゴシゴシと磨き込めば(=凸凹を少しでもなくし、平滑性をあげる)

ピカピカし始めるだろ。

油を塗らなくても、頭皮表面の平滑性が上がれば輝き始めるし

肌内部から出る皮脂が車のワックスのように作用する。

 

 

つまり、単にグラブを輝かせるには、

①タオルやムートンのようなもので磨き込む。

 =表面の微細な凸凹を極力、なくす。

 (これだけで、それなりに一定の効果があるはず。)

②ワックスを塗り込み&磨き込み、表面に膜を作る。

 (相当に輝くはず)

 

 

グラブの場合においても、浸透せずに革の表面に残って平滑性をあげるワックスを塗ればいいのだ。

 

そんな意味で、輝かせる事だけにプライオリティを置くのであれば、俺のオススメは純度100%の蜜蝋(みつろう)だ。

 

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蜜蝋という名前の通り、ハチミツを作る過程で生まれる副産物なのだが

蝋(ろう、=ワックス)成分である為、少し塗り込めばツルツルになる。

 

(ワセリン、ラノリンなど、他にもワックス効果のあるものもあるが、輝きだけでいったら蜜蝋が圧倒的。)

 

あ、蜜蝋というものは本来、自家製化粧品や自家製ろうそく、家具用の自家製ワックスなどを作る際に使うものであり、

グラブ専用に作られていないことだけはご理解頂きたい。

 

普通であれば溶かして使うのだが、私の場合は、固形のまま蜜蝋をグラブ表面に擦りつける。(ほんの少し擦りつける感じで大丈夫)

それを手の腹や、タオルなどでゴシゴシと磨いていく。

そうすると、超絶シャイニーなグラブの完成だ。やったね!

 

 

このようにして、「輝きの原理」が理解できれば、はい終わり。

と言いたいところだが、そうもいかない。

 

車のボディ表面と違って、相手が革だけに「表面をワックスで覆えば済む。」という話ではない。

革内部をケアしなければならないのだ。

 

次の図①〜③を見てくれれば一目瞭然。

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f:id:hirunegoronefutene:20180921213449j:plainつまり、光り輝く完璧なグラブづくりの為には

内部の保革をしつつ、表面を鏡面化させなければならないのだ。

 

 

では、どのようなやり方で?

 

各メーカーから、百花繚乱、多種多様なグラブオイル、ワックスが発売されているが

それを大別すると2種になる。

 

一つ目は、内部浸透型の保革専用。

2つ目は、内部浸透型+表面の鏡面化型の混合型。

 

一つ目はスクワランオイル、ホホバオイル、ヒアルロン酸などだ。

よく、野球ユーチューバーが「コレは、ほぼ化粧品!」と言って紹介しているだろ?

あれだよ、あれ。

ミズノの高級品、レザーケアスライムなんかが代表格。

 

 

これらのオイルは、内部の保革を専用に考えられている。

つまり、革の内部に浸透していって初めて効果を発揮するのだ。

自ずとわかると思うが、これらの内部浸透型のオイルを使って鏡面化しようとしている奴は単なる馬鹿だからね。

気をつけてね。

 

 

 

2つ目の、内部浸透型+表面の鏡面化型の混合型。

これが、一番使い勝手がいいし、各メーカーから多種発売されている。

 

ミズノで言ったら、レザーケアクリーム、ストロングオイルなど。

 

好みで選べば良いと思うが、輝かせる事に重きをおくなら「革の達人」がオススメ。

前述した蜜蝋の成分が多く含まれているから。

 

 

 

そして、野球界ではそれなりに知られているラナパー。成分も「革の達人」とほぼ変わらず、こちらもオススメなのだが

天然成分100%をうたう「革の達人」の方を私は愛用している。

そして、ラナパーはクソ高い。酷いね。

 

 

 

繰り返しになるが、どちらも蜜蝋というワックス成分が含まれているから

ちゃんと磨き込みなさいよ。

そうでないと意味ないので。

 

 

 

まぁ、私の究極のオススメは、ミズノ レザーケアスライムで保湿して、

その後、表面にうっすらと蜜蝋を塗る、だな。

 

以前に紹介したようなやり方で、その二つを混合したオイルを作ってみようと思うので

追加報告を待たれい。

 

 

じゃあな!