ミットに恋してる。シリーズ(ジュンケイ JG-2011H)開封、紹介

前回、お約束した開封画像を。

 

「順番が逆で、この開封記事が最初じゃないのかよ?」って、

仰る通り。

 

写真を残していたのだが、それは自身の記録のためだけであって

敢えて人に見せようなんて考えはなかった。

 

そんな訳で勿体ぶった感じのある、今更のアップ。

 

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外箱は白。

開けて、まず手を入れると思うが、、

ジュンケイのミットはカチンコチ◯コ、じゃなかったカチンコチン。

 

「またまたぁ〜、硬式の新品なんてどのメーカーもギンギンのカチコチ、

夜の金属バット並みだよ。」って思うでしょ。

 

ノンノン!

確かに硬式はどのメーカーでも硬めだが

ジュンケイは飛び抜けて、鉄板でも入っているのかと思うくらい、ガチゴチ。

大谷の100マイルボールを受けても大丈夫なんじゃないかと思わず想像してしまうほど。(変化球は勘弁な)

 

M社、Z社が7だとすると、H社が8.5〜9、ジュンケイは10って感じかな。

 

硬いというのは別にネガなことでもなんでもなく、「ここからどう、型をつけていくか。」

逆にワクワクさせてくれる。

(丁寧な慣らしを経た今現在は、快適そのもの。)

 

柔らかいグラブを硬くはできないが、その逆は可能。

そこを忘れずによく考えて欲しい。

 

あ、そんな状態で手にハメて無理に閉じようとすると、絶対に折り皺や浮きが

生じてしまい、元に戻せなくなるぞ。気をつけろ。

特に平裏部の折り皺には注意。

捕球面はある程度であれば、後でも修正が効くけど

平裏部は全く直しようがないからね。

 

焦らず、じっくりと型をつけていってほしい。

 

トランキーロ。

 

まずはバッセンで120km球を捕球面にビシバシ当てるだけから

スタートだな。絶対に無理して閉じたらダメだ。

 

 

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タグのアップ。この完成度に対して、定価46,000円は安い!

 

 

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ふむふむ。

 

 

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グラブ袋もしっかりした厚手の化繊。これなら、甲子園の砂も入れ放題だ!

 

 

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まずは下面側から。

手口入れの微妙なRもよく考えられている。

ただ半円の丸いだけじゃない。

 

 

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大きさは、小さくもなく大きくもなく。オーソドックスなサイズ。

 

で、今回、私が一番言いたいこと。

それはジュンケイキャッチャーミットの面の向けやすさ

 

手にハメて、ピッチャー側に捕球面を突き出して見てほしい。

ストレスなく自然にピタッと、ピッチャー側にまっすぐ向くのだ。

 

 

「ん?」と疑問に思われるかもしれないけれど、ここが一番大事。

スポーツショップの店頭で実際に色々と他メーカー含めて、手にハメて試してみて欲しい。

ピッチャー側に構えても、まっすぐピタッと向かないキャッチャーミットがなんと多いことよ。

かなり手首を捻って上に振り上げたりしないと、

捕球面がピッチャーにまっすぐ向かないミットが多いのだ。

低めのボールが来たらどうするんだろ?

 

また、ピッチャーに気持ちよく投げさせるというのもキャッチャーミットの役目。

 

いくらデザインや革質が優れていても、ここがダメなら

全くもってキャッチャーミットの意味がないと思う。

捻りどり、つかみどり、スタイルは色々あるとはいえど、これは基本だと思う。

 

そんな意味でもこのジュンケイのミットは素晴らしい。

捕球面、手口、背面。その三つ巴。

全てが綿密に計算され、設計、縫製されているからこそ成せる技だろう。

 

 

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ウェブも3穴のオーソドックスなタイプ。

よく、このウェブの革質が本体よりレベルダウンしていたり、

傷物が混じっていたりすることが他メーカーではあるが

ジュンケイにおいてはそんな事は皆無。

 

 

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横っ面も美しい。あ、指掛け紐(親指、小指)は結ばれておらず

手口バンドも軽く止めてあるだけ。そんなところにも共感を覚える。

 

 

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背面、バックススタイルはツマミタイプ。切りハミや玉ハミではない。

ジュンケイの平裏は、とても素晴らしい革でできており、

切りハミ、玉ハミよりフィット感に優れるツマミタイプを選択している事も必然的。

自ずと理解できる。

 

 

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ロゴは金糸の刺繍タイプ。

 

 

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サムホールドの先端に鉛筆によるターゲットなどが残されているが、

正確な縫製にしたいが故だろう。好きだ。

 

 

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 あ、ウェブ周りのみ、アラミド繊維が芯に入った革紐。

オーダーだと、すべての革紐にアラミドが適用できると聞いた記憶が。

 

 

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ウェブ下のシェイプも素晴らしい。優雅なカーブラインを描いている。

コークボトルシェイプのような。

 

 

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 革質の良さがわかるだろうか。

(ぜひ拡大してみて)

 

 

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平裏革の質も素晴らしい。色は黒。

 

 

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補給面。JG-01グリスが、ほんのりと染み出している。うっとり。。

ここからどう作り込むかは、各自の好みだろう。

 

 

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それのアップ。

 

 

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ウェブ、捕球面側。

 

 

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土手芯もオーソドックス。

 

 

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このきめ細やかな革質を見てくれ!

 

 

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こっちも。

 

 

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裁断面も見事で綺麗。

内野手用で有名な某メーカーの製品は、この辺りの詰めが甘くて

少しがっかりする事が多いけど、ジュンケイは逆に惚れ惚れする。

 

 

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70年以上の歴史あり。

 

 

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そうだよ、こういう製品こそ名実ともに「MADE IN JAPAN」を名乗るにふさわしい。

 

総括:

ジュンケイのミットは「コノリーレザー×ドイツ車」のような感じ。

 

コノリーレザー、

つまり英国高級車であるロールズロイス、ベントレーの内装に使われる最高品質の革だ。

 

そこに質実剛健のドイツ車のボディ剛性。

 

それがシナジーを伴ってマッシュアップした感じ。

 

簡単に言うと、もう最高。

 

そんなわけでまた。